私は50年間肉体を内側から観察しながら過ごしてきた変わり者です

遡ること4歳 クラシックバレエでを始め、退屈なはずの基本練習が好きなめずらしい子供でし た。

踊ることはもちろん体を観察するのも好きだったのです。

 

ミュージカル界に入り、週10回以上の公演数をこなす世界です。

日々の健康管理はもちろんのこと

怪我をせずに最高のパフォーマンスを発揮し続けられるよう
体に気を配っていました。

 

妊娠中は静脈瘤になったり、産後尿もれもありました。

体はどんどん変化していく体験をし

自分のカラダをもっと細かく感じコントロールできるようにようになりたいと思 い

ピラティス指導者になりました。

さらに結果を出せるようにと

筋骨格系機能解 剖学とコンディショニングも学びました。

 

実はもう一つ筋骨格系機能解剖学を学んだきっかけがあります。

40代でアトピー性皮膚炎がひどくなりステロイド離脱を決意した時のことで す。

(ステロイド療法で完治する方もいらっしゃいます)

人様に会える皮膚の状態ではなく、全身赤くズル剥けで、顔はムーンフェイスに なっていました。

醜い自分を見せたくないのと痛いのとで、気持ちも鬱状態に。

レッスン以外では人前に出たくないので、

気持ちを切り替えて勉強期間として解剖学を学び始めたのでした。


ステロイド離脱で身動きが全く取れなくなった2週間後は、
このままでいること にも不安を覚え、徐々に散歩へ行こうかなと思うようになりました。
2週間散歩に行けなかった犬のために、帽子を深くかぶって顔を隠しながら思い 切って外へ出ました。
歩くことさえ全身が痛いのですが、
外の空気を吸うこと、太陽にあたること、風 を感じることは
「自分がここにいる」ということを再確認させてくれました。
次第に自分の脚で歩けることさえ嬉しいという感覚になり、
散歩が楽しくなってきました。
毎日犬のために長い時間歩いていたことが
結果的に自分のためになっていたことに気がつきました。

 

外を歩けるようになり確認できたことがあります。

それは気持ちの変化です。

散歩初日の目線はくつを見て歩いていました。

翌日は自分の30cm先を見られるようになり、

2m先が見えるようになり100m先が見えるようになりました。

徐々に正面をみられるようになっていきました。

 

普通に歩いていた時には感じられなかった、

「歩ける」ことの大切さを皆様へお伝えしたいと思い活動してます。

 

できるだけ元気に長く歩くために、今だからできることがあります。

ご自身の筋肉骨格の特徴や歩行の癖を知り、

より良くバランスを取ると長く健康 的に歩くことができるのです。

知識と行動の問題です。

 

現在歩行器を使わなければ動けない親の介護をしています。

その姿を見ながら50代の私に何ができるのかを考えています。

若い頃にはなかった不具合は、改善されるまでに時間がかかるなどの自覚があり ます

今までの経験から、

薬や病院に頼る前に自分でできることをしておきたい

筋肉と骨格と運動と栄養を理解すれば

防げる不具合はたくさんあるのではないか と


私と同年代にも同じ思いの方がいるのではないでしょうか

怪我や病気で病院へ行かれた方が

「お医者様からはで心配は入らないと言われましたが、不具合は治りません。どうしたら良いのでしょうか」

とおっしゃる方が複数私のサロンへいらっしゃいます。

そこまで深刻ではない症状でもスッキリしないのですから気になりますよね。

 

そういう方のためにパーソナルレッスン(1:1)をしています。

それぞれ特有のお悩みに向き合い、

未来のあなたの体に責任を持つのがパーソナ ルトレーナーです。

レッスンの中では毎回発見や喜びを感じてもらえるようなエクササイズを準備し、

楽しく持続できる運動をお伝えします。

加齢とともに減っていく筋肉量をトレーニングをして増やすのは

大切な自己投資となります!

関節を整えるピラティスでより良いカラダを作り、

運動の基本である歩行を見直し、

不具合の起きない歩き方、 それぞれのお体にあった歩行指導をしています。

「うまくできない私を根気強く指導してくださるから、パーソナルトレーニング をお願いしています」

とお声をいただいた時に、 これが私の特性の一つなのだとを気付かせてくださり嬉しく思いました。

これからも運動で将来を明るく捉えられる方々を増やしたいと思っています。

寿羽エリー

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